小田原
写真は小田原城の横にあった小田原球場跡地。
この周辺の大きな木が、こんな風に大胆に切られた。
なんでも、街から城が見えないとか...
ここは今、出て来てしまった遺跡の発掘を行っている最中である。
小田原城周辺にはこの球場の他、かつては子供遊園地や動物園が併設されていた。遊園地は今でも少し残っているけれど、何十年か前までは城に並ぶように観覧車とか飛行塔もあったと記憶する。
像の梅子がいたのは記憶に新しいが、梅子が亡くなってからは一斉に整理されて今現在猿山だけが残っている。
駅前の丸井は随分前に営業を中止し、雑居ビルに。双璧だった箱根登山ビルも最近営業を停止した。
駅前ロータリーの地下にあった商店街、「アミーおだちか」は十数年前までロッテリアががんばっていたが、今はすべての店舗がシャッターを下ろしたままである。
商店街はシャッター通りが目立ち、「終わっている」という表現があまりにもピッタリ来る、それが今の小田原だ。
箱根には今も沢山の観光客がやって来てにぎわいを見せているのに、玄関口の小田原がこんな状況なのが、小田原に生まれ、育った身としてはとても淋しく感じる。
個人的には、駅前の商業施設をアウトレットモールにして箱根帰りの観光客の寄り道場所としたらいいと思うのだけれど、なかなかうまく行かないものなのだろうなぁ。
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