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2013/08/17

突然に

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2013/08/11


いつもならあっという間に終わってしまう夏休みですが、今年は長い長い夏休みになりました。
この夏休みのことを、私は一生忘れないと思います。


我が家の一番下の家族であったサンクが、14日に突然他界しました。
まだ5才になったばかりでした。

まだまだ若くて元気いっぱいだったので、今でも信じられないし、受け入れられない自分がいます。
そんな訳で、こちらでご報告するのも少し時間がかかってしまいました。



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2013/07/16


今年の夏はとても暑く、去年の夏を犬舎で過ごしたサンクもさすがに暑いだろうと、暑さ対策もいっぱいし、本格的な暑さのときにはエアコンの効いた部屋に入れてやっていたのですが、それ以前に彼は体調を崩していたようです。

これは彼が居なくなった後で気がついたことですが、動くものを見つければアドレナリンが噴出して特攻する癖のある彼は、恐らく首輪のせいで気管虚脱を患っていたのだろうと思います。

そして、これも急なのですが医者には椎間板ヘルニアの疑いも告げられました。その2、3日前から次第に後ろ足が利かなくなってしまっていたのです。


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2013/06/23


諸々のことが重なって、彼は急激に弱ってしまいました。
医者も「具合が悪いようなら休みでも当直がいますからすぐに連れて来てください。」と言ってくれたものの、弱った原因を掴みきれていない様子でした。

犬用の車いすとか、そんなことを思い浮かべながらも、とにかく元気をつけてもらおうとして食べなくなったフード以外に食べるものを探しては与えました。


しかしそれが結果的にはまずかったのです。


*****ここから先は読む勇気のある人だけ読んでください。*****


前日に人間用のハムを与えたらなんとか食べれたので、14日の朝もハムを与えようと思いました。
冷蔵庫を開けると、数日前のピザの残りが目に入りました。

チーズは喜んで食べてくれるだろう!

そう思って小さく小さくちぎったピザを与えたところ、夢中で食べてくれました。
私も彼もとても嬉しかったと思います。

食べ終わって、「よかったなー」なんて話しかけて、私の腕の中に顔を埋めていましたが、何分ぐらい経ったでしょうか、突然バタバタッとしました。

どうやら食べたものを戻してしまい、それを喉に詰まらせたようでした。

背中をたたいたり、喉に手を突っ込んだりしましたが、弱り切った彼は吐くことすら出来なかったのです。


***********************************************

そうして彼は、5年と3ヶ月の短い生涯を私の腕の中で終えました。

家族全員が見守る中での最期の時はあっけなく且つ、あっという間に過ぎていきました。




生き物だから、いつかは別れが来ると思っていましたが、こんなに早く来るなんて思ってもいませんでした。
そして、自分の飼い主としての未熟さに無性に腹が立ちました。


ごめんね、サンク。

本当にごめんね。


やんちゃで、アドレナリンが出るとどうしようも無い君だったけど、とても楽しい5年間でした。

ありがとう。


忘れないよ。


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2013/05/25


追伸

天国に行ったら、うちのママさんに「サンクが天国に行ったからよろしくね」っ頼んでおいたからママさんの元で幸せに暮らしてください。

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コメント

さようなら、サンク・・(TдT)

投稿: ritsu | 2013/08/17 17:34

突然で、本当にびっくりです。
5才じゃ若過ぎだ。ブログで元気な姿を
見てたのに、残念です。
暑いから室内に入れてあげたんだねと、
家族ではなしてたばかりなのに。
ゆっくり休んでサンク。

投稿: きよぴー | 2013/08/17 17:41

ショッキングな内容で出てきてしまいました。
ご無沙汰しています、覚えていらしゃいますか?
pegasoのおっちぃです。

私も犬、猫と共に人生を過ごしていますが、
その内の数匹は腕の中で息を引き取っています。

不謹慎な発言で気分を悪くされるかもしれませんが、
その瞬間は彼にとって最良の最期だったと思います。

やんちゃで賢いJRTにとってご主人の腕の中は。

投稿: おっちぃ | 2013/08/17 17:56

わたしも幼少の頃にネコを買っていましたが、母親が豚肉を買ってきて脂身だけ切ってあとで捨てようとおもって台所に置いといたら、ネコがそれを食べてしまいました。そんな脂身を一気に食べたら消化できるわけがありません。結局嘔吐する際、喉を詰まらせてあっけなく亡くなりました。飼い主の不注意で殺してしまったも同然です。動物を飼うことはお互い不幸な結果になることが多々あることは事実ですし、なによりもしゃべれない動物が苦しんでいるのを見るのは辛いことでした。

投稿: | 2013/08/17 21:08

もう可愛い姿は見られ無いんですね…。

投稿: プリごろ太 | 2013/08/18 00:20

皆さん、ありがとうございます。

ritsuさん
そう、お分かれしちゃいました。
めちゃくちゃなところもある反面、ちゃんと言うことを聞いてくれたこともあり、特に一緒に散歩に行ってこっちが写真を撮っていると、撮り終わるまでの間ちゃんとお座りして待っててくれたりしたところが愛おしかったです。

きよぴーさん
お世話になりました。
本当に、今でも信じられないのですよ。
空になった犬小屋を見てはぼーっと考えています。

おっちぃさん
お久しぶりです!もちろん覚えていますとも!
こちら見ていてくださったんですね、とっても嬉しいです!
サンクが再び合わせてくれたのですねー。(涙)
そうなんですよ、私の腕の中で彼は旅立ちました。
夏休みの朝だったので、私はもちろん、家族全員が彼の旅立ちを看取りました。
それはとてもよかったと思っています。

名無しさん
そうですね、私も不注意でして、それを悔やんでいます。
あっけない、本当にあっけない最期でした。
犬なんて、人間とさほど変わらないのに、簡単に。
ただ、さほど苦しんでいなかったのが幸いです。

プリごろ太さん
そうなんですよ。
もう見られない、でもその思いが中途半端でした。
かわいいからって飼ったんですが、それだけじゃ無責任ですよね。
私じゃぁ一緒にいられる時間もとても少なくて、もっと幸せに過ごせる飼い主に飼われていたらこんなに早く死ぬことも無かったのに..って思ってしまったりします。

投稿: Danjun | 2013/08/18 23:03

danjunさん、そんなに自分を責めないでください。
犬は家族を至上に想うどうぶつ。danjun家に迎えられた以上、danjunさんやお兄ちゃんたちのことが、何よりも大事な存在です。
一番苦しい時に、大好きなみんなが居てくれて、サンクくんはとても安心できたはず。
写真のサンクくんの目は、紛れも無くdanjunさんを見つめる目です。一点の曇もなく、danjunさんへの愛と信頼に満ちているように思います。
きっと幸せでしたよ、いや、今でも。

投稿: ritsu | 2013/08/19 08:14

ritsuさん
ありがとうございます。 (つω;`)

投稿: Danjun | 2013/08/20 00:25

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