SIGMA DP2 Merrill (CP+ 2012)
Nikon D800と同じくして、どうしても見ておきたかったのが、このSIGMA DP2 Merrill。
SIGMAのフラッグシップ、しかも昨年あれだけの衝撃をカメラ界に与えたSD1と同じセンサー、同じエンジンをコンパクトカメラに詰め込んでしまった、まさに「羊の皮を被ったオオカミ」的カメラです。
このカメラがどんな画を吐き出すのかと言えば、こちらを見て頂ければわかると思います。
普通、こういったコンパクトカメラを作る場合、フラッグシップ機と少しは差を付けた性能にするものですが、コイツの場合差が全くないどころか、固定式レンズを採用する為にそのレンズ専用にチューニングを施すことができる為、フラッグシップを越える性能が出てしまうというのです。
と、ここまで書くとすごーくヨダレものなのですが...
ちょっとアレなのはボディの質感。
SIGMAだからしょうがない..と諦めるものでもある(←大体そこからおかしい..)のですが、今までのDPシリーズを一回り大きくしたその個体は、膨張感も手伝って、妙に「プラ箱」っぽくて残念な感じ。
聞く話によれば、ボディはこれでもう決まりだそうで、発売までに変わる事はないそうです。
それと操作性においても、背面液晶などずいぶん進化しているところもあるのですが、やっと他社に追いついたと言えばそれまで。フォーカスも遅くもないですが早いとは言い切れないし、マニュアルのピントリングが付いたものの、それを合わせるのに拡大表示は出来てもピーキングは無いらしい。
カメラって、所有する喜びとか、カメラ自体を見たり触ったりして楽しむって言う部分もあっていいと思うんですが、そういうところは一切切り捨てられているのがまっこと残念です。
とは言え、やっぱりどんな画を吐き出すのかを考えるだけでワクワクするのは、これと昨日のD800ぐらいでしょうから、発売が待ち遠しい一台ではありますね。
続きは本体写真2枚..
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コメント
一切切り捨ててるのがえぇです。DP1sも使ってみて良いところはないですがそこがまたいい。
投稿: えいちゃん | 2012/02/14 07:58
えいちゃん
なるほど、LOVEですな。吐き出す画の魅力には敵いません。(笑)
投稿: Danjun | 2012/02/14 23:57