« 希望の光 | トップページ | 雪の華 »

2008/12/05

ergorapidoのeneloop化

R0019627


その導入から2年以上過ぎた我が家のergorapido(エルゴラピード、エレクトロラックス社の掃除機です)。

さすがにこれだけの月日が経つと、中の二次電池が"モォダメー"状態でありまして、吸引力も落ちまくり。最近は犬の抜け毛くらいしか吸引できないひどい有様でした。

まぁ、そんなになってしまうのは買った時から予想は出来ていたんです。だって、ちょっと吸ったらすぐ充電台に載せるでしょ?これじゃ、ニッケル水素電池はメモリー効果バリバリの出まくり状態です。
最初は気を使って、なるべく電池が無くなるまで充電台に載せないようにしていたものの、いざ使おうと思った時に充分なスタミナが残っていなかったりして不便。そのうち何のためらいも無く充電台に載せるようになっていました。

でもそれは、すべてこの日が来るのを承知で行っていたこと...



そう、その時から考えていました。
「いつかは内蔵電池をeneloopに変えてしまおう!」

ある日、いつものようにテーブルの下の食べかすを吸おうとした際に、ちょっと大きめのパン屑をなかなか吸ってくれないのを見て、その日が訪れたことを悟りました。


ここからの内容は非常に危険な中身になります。ここから先をご覧になって真似をされた場合、人の命に関わる重大な事故(火事、爆発等)が発生することも考えられなくありません。現状自分の所では問題は出ておりませんが、真似をされて問題が起こっても、責任は持てませんのでよろしくお願い致します。(ここに書くこと自体が無責任とも思えますが、その辺りはご自身の判断で"読み進める or 読むのをやめる"の判断をされるようにお願いします。)


それから数日後。やっと時間が取れそうだったので、とりあえず分解をしてみることに。
5本のビスを外して出てきたのは、4/5サイズ、1.2V1600mAhのニッケル水素電池8本でした。


R0019467


しかしまぁ、なんとも無造作に組み込まれてますね。(笑)特にきっちりとした仕切りは持たず、取っ手の部分に4本、残りはモーターを取り巻くように4本入っていました。


R0019470


電池を取り出してみて見ると、ヒューズから何からみーんなハンダ付けの直結状態です。
電池は単二よりもだいぶ小さめで、期待していた新型の単二型eneloopは入りそうにありませんが、単三型ならば余裕で収まりそうな感じです。
単三にすることは、一見容量が少なくなりそうな印象を得ますが、eneloopは2000mAh(Min.1900mAh)なので、それでもオリジナルよりずっと長持ちすることが期待できます。
それと、eneloopにすることは、メモリー効果を心配する必要がないのが何よりの利点です。ちょっとだけ使っても、心置きなく充電台に戻せます。

この開腹作業によって、eneloop換装における物理的スペースの確信を得ましたので、さっそく家電量販店で新品のeneloop(8本入2,480円)を買ってきました。

さて、問題はどうやってこれらの電池を8本繋ぐかです。
電池BOXが使えれば良かったのですが、スペース的にそれは無理そうでした。オリジナルの電池のようにハンダ付けで繋いでしまえば簡単なのとですが、電池に直接熱を加えることは、安全面からと電池の性能低下の心配からも避けた方が無難に思えました。

そこで、仕方なくビニールテープと収縮チューブで固定するという、小学生並みの方法をとることにしました。(笑)


R0019518


一応、接触不良にならないように電池とコードの接点には秘密の仕組みが施してあります。(と言っても、電池BOXをバラしたスプリングで押さえてるだけですが..)ビニールテープは弾力があるので、引っ張りながら固定すると、接触不良を避けることが出来..るといいなぁ。

で、これを組み込んで行きます。


R0019525


いきなり出来ました。(^^;

一応、ラジコンで遊んでいた時代に買ってあった(かれこれ20年近く前!)電池用の収縮チューブがあったので、これを巻いています。こうすることによって、電池がバラけるのを防ぐ訳です。この束にした電池6本分を本体の柄の部分に、残りの二本をモーター脇に固定しました。
コードが途中で2本になっているように見えるのは、見えるんじゃなくて二本にしてあります。
手持ちのコードがアース線の細いのしかなかったので、2本束ねることにしました。
それと、本体の幾つかのリブをニッパで落としました。具体的にはモーター周りの部分と柄の部分本体側及びフタの内側部分です。さすがにそうしないときれいに収まってくれませんから。

で、なんとかフタを元のように戻すことが出来ました。


さて、元に戻してスイッチを入れると、今まで忘れていたような勢いでモーターが回りました!
スパーーーーーッっという、いかにも吸ってます!という音と共に、とても気持ちよく吸ってくれます。
今までドッグフードが一粒落ちていても吸ってくれなかったのですが、全然問題なく吸い込んでくれるようになりました!!(そんなレベルか..汗)


これで、成功のように思えますが、問題はこれからです。

今までの使用時間より、ずいぶん長く掃除が出来て、やっと勢いが無くなってきたと感じられたあと、問題の充電作業に入りました。

なにしろ、電池は直流で8本繋がっています。eneloopはそんな充電の想定は到底していないでしょう。はたして、安全にかつ、きちんと充電できるのか?

特に加熱や破裂が心配でしたので、外で充電してみることにしました。


R0019532


結果、何の問題も無く充電できました。
熱の発生も手で触った限りでは全く感じられず、そのまま放置し続けてもそれは変わりませんでした。
その後、数時間経って使ってみた所、換装直後よりも勢い良く感じられるくらいでしたので、問題なさそうです。


という訳で、これで電池問題は(たぶん、今の所)解決です。
たとえeneloopがダメになっても、また変えればいいのです。電池は専用品と違ってすぐ手に入ります。ということで、またこれでこの掃除機を当分使って行けそうです。\(^^)/


--おまけ--

久しぶりに「つれえん」らしいエントリーでした。
とてもデンジャラスな内容でしたけど、本来こういうBlogなんですよねぇ。写真ばっかり載せてないで、これからもなるべくなら読み応えのある記事を上げて行きたいです。

|

« 希望の光 | トップページ | 雪の華 »

コメント

Danjunさん
このサイトで電池の話がきけるとは、嬉しいです。
ニッケル水素電池ではエネループは最高水準にある電池だと思います。
メモリー効果が小さいというのは、追い充電ができるので非常に使い勝手
がいいですね。(送信機や受信機用などの電池としての実績はありますが、
モーターなど動力用電池として使った事はありません。)
電池の半田付けについて
(私は電動模型飛行機が趣味のおじさんです)特にF5Bというカテゴリーの電動
モーターグライダーでは短時間ですが100A以上の電流を流しますので、
スポット溶接ではSWオンで一瞬の中に電池が炎上します。そこでニッケル
水素電池の半田直付けをします。電池を痛めないように加熱時間を数秒以内
に抑えるため、治具とハンマーヘッド型の半田ごてを使います。
今はほとんどがリチウムポリマー電池になりましたので、電池を半田付けすること
もなくなりました。

投稿: fanfan | 2008/12/05 09:30

fanfanさん
おー、fanfanさんはラジコンおじさんでしたか。(笑)
モーターグライダーともなると、電池に関してはプロフェッショナルな知識を必要とするのでしょうね。
F5Bというカテゴリーについては、全く知りませんでしたが、ラップタイムを競うようなスポーツ競技のクラスなのでしょうか?
モーターグライダー(ハンドランチなグライダーも)は、とても憧れてまして、あんなのを自由に飛ばすことが出来たらいいなと常々思っていましたが、車でさえ戻ってくる時に左右を間違えて操作してしまう有様なので、ワタシには到底無理そうです。(^^;
電池ですが、やっぱりキチンと半田付けしてしまった方が良さそうですね。
ハンマーヘッドの半田ごては持ち合わせていませんが、機会があったらチャレンジしてみたいと思います。

投稿: Danjun | 2008/12/06 10:07

 エネループでエルゴラピード、羨ましいですね。
 2年ほど前に買ったエルゴラピード(初期型)のバッテリーがヘタってきたので、どうしようかと、検索していたら、ここにたどり着きました。
 メーカーでのバッテリー交換が不可で、ハンディー機部分の交換が、7千円強かかるらしいので、結局、最新型のを注文してしまいました。
 ですので、古い機種をダメもとで、自分でバッテリー交換してみようと思います。
 単三電池といえども、8個直列ですので、テープぐるぐる固定では、怖いですね。
 単三電池2個用の電池ケースが、4つ収納出来れば、いいのですが・・・
 単四電池4個用の電池ケースを2個なら、何とかなるかもしれませんが、単四電池は容量の大きいもので1000mA程度のモノしか市販されてなく、元の2/3程度になってしまうので、どうしようか、悩んでいる最中です。
 とりあえす、解体して、試行錯誤してみます。

投稿: トメ | 2009/01/19 17:10

トメさん
コメントありがとうございます。
最新型をご注文されたとのこと、レビューなどを見ると、ずいぶん進化のあとが伺われるので羨ましいです。吸い込み仕事率も上がっているといいのですが。
さて、テープぐるぐる巻きですが、確かに危険です。うまくいっていればいいですが、少しでも接触不良を起こせば、スパークして火災の原因になりかねません。
電池BOXを使えれば安全であろうとも思うのですが、私の調べた中では、握り手の部分に単三の電池BOX(2本組みと1本用)を背中合わせに組めば3本は入るものの、縦に並べるスペースは全くありません。
モーターの周りになんとか4本入れた(この場合でも本体側のリブを大部分削り取る必要があると思います)としても、ハンドル部分に3本しか入らないので、あと1本が入りません。
また、モーターの周りにあまり詰め込んでしまうと、吸い込み効率が悪くなることも考えられます。

ということで、こうしてブログネタにはしましたが、あまり他の方にお勧めできる中身とは言えません。何度も書きますが、家電製品の改造は危険が伴います。申し訳ありませんが、トメさんももし実行されるならば充分注意した上で、トメさん自身の責任に於いて行って下さい。特に、うまくいった後も使い終わったあとなど、しばらくはちょこちょこ開けてみて状態を確認することをお勧めします。

投稿: Danjun | 2009/01/19 23:43

はじめまして。
私も以前、ツインバードのハンディクリーナーをエネループ化していたのですが、パワー不足を感じたため、先日最新型のエルゴラピードを購入しました。いきなり新品をいじるつもりはなかったのですが、興味本位で分解してみたところ、なんと単3電池とほぼ同サイズの1.2V1300mAhのセルが10本入っていました(取っ手の部分に4つ、モーターの周りに6つ)。公称では旧型と同じ9.6Vなのですが実際には12V(充電直後は14.3Vありました)仕様のようです。確かに新型になってからパワーアップしたとは聞いていましたが、そういうことだったのかと納得したようなしないような。いずれバッテリーがへたってきたらエネループ換装でもしようと思うのですが、モーター周りのセルがしっかり固定されているため、結構大変そうな感じです。まぁとりあえずパワーもあるし、現状ではかなり満足しているので、しばらくは様子見と考えています。

投稿: CT | 2009/01/31 03:06

CTさん、はじめまして。
おぉ、CTさんはエネループ化の先輩だったのですね。
新型のエルゴラピード、大変羨ましいです。従来型に比べてパワーアップもされているとか。
なるほど、12V仕様ならば頷けますね。
とりあえず2年はなんとか持つと思うのですが、メーカーさんも2年後の事を考えて設計して欲しいものですね。

投稿: Danjun | 2009/02/01 10:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29514/43322807

この記事へのトラックバック一覧です: ergorapidoのeneloop化:

« 希望の光 | トップページ | 雪の華 »