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2006/06/30

Three years passed.

R0010083


その日、作ってもらった弁当とヘルメットとグローブを持って外に出た私は、梅雨空を見上げて思い立ったように外階段を駆け上がり、裏口から彼女を呼び出した。

「カッパ取って!」
『え、カッパ?』
「多分、そこのソファーの上にある...」
 ーー
「じゃ、行ってきます」


それが最後の言葉だった。

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コメント

そうだったんですか。
以前ホームページを少し拝見したことがありましたので、そのことは知っていました。

家族を失ってしまうということはとてもやりきれないものですよね。
わたしはうちの子が生まれる3日前に祖父を亡くしました。
Danjunさんのそれとはだいぶ違っていると思いますが、子供のことと同時進行でしたので、色々混ざり合った複雑な気持ちだったことを覚えています。

Danjunさん、お子さんいい子に育っていますか?
それはきっともう一人見守ってくれている人がいるからかもしれませんね。

投稿: Ez | 2006/07/01 01:26

Ezさん
なんだか梅雨空に湿りっ気のあるエントリーにレスして頂いてどうもありがとう。

> それはきっともう一人見守ってくれている人がいるからかも
ありがとう、本当にその通りですね。

いつも3人だけど、3人で行動する時は手出しこそしてくれないものの、4人目の存在を感じながら過ごしています。
本当は一つ屋根の下に爺ちゃん、婆ちゃんもいるんですが、毎日3人で朝食をとる習慣を続けているのは、4人の時間を大切にしたいからなんです。はは...。

投稿: Danjun | 2006/07/02 10:08

私はまだ家族を失ったことがなく、これから遠くないだろう未来にそれを経験する悲しみを、どう乗り越えていけるのか、自信がありません。
ただ、以前、とあるコンサートで「千の風になって」という歌を聴き、この詩のように考えれば、少し救われるのかも、と思っています。
http://utagoekissa.web.infoseek.co.jp/sennokazeninatte.html
(不躾だったらゴメンなさい)

4人で過ごす時間を大切にしているのだから、お子さんたちはいい子に育ちますね。

とーちゃん、がんばれ(^^)

投稿: kira | 2006/07/03 03:58

炎天下で働くつらさを知っている人のほうが、木陰の涼しさをよく知っているように、人は悲しみやつらさを味わった人ほど、人への思いやりを持てるような気がしますよ。そう考えると、感謝ですね☆

投稿: ayako | 2006/07/03 16:46

kiraさん
どうもありがとう。
この詩の話は、まえにTVで話題になったと思います。(大丈夫、お墓の前で泣いたりなんかしてませんよ ^^;)
でも実際、詩じゃないですが、ほんとうにそれ(つまり、存在感)が自然な感覚として受け止められるようになってきます。で、今度のような節目の日になると、実はもう会話が出来ないとか、そういった事実を思い出すのです。

お子さん達は...困ったものです。(笑)

ayakoさん
> 悲しみやつらさを味わった人ほど、人への思いやりを持てる
なるほどー。もっと思いやりを持たねば。(笑)
いや、ありがとうございます。

なんか、いろんな人に支えられて私ゃ幸せだなぁ。(T T)

投稿: Danjun | 2006/07/03 22:47

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