RAMマウントシステムを KLICKfix化する
さて、昨日(既に一昨日ですが)の工作が出来上がったので、お披露目と参りましょう。
RIXEN&KAULのアダプターを買い集めていた私でしたが、本来考えていた使い道に使ったときに、余りそうな部品はどうしようか?なーんて考えていましたら、ひらめいたのがGARMINのGPS用に使っているRAMマウントシステムのKLICKfix化でした。
実は、随分前からハンドルマウント用のRAMマウントを購入して使っていたのですが、いろんな自転車にとっかえひっかえ付け替えていたら、こーんなふうに破壊してしまい、マウントを買い直せば良いものをそれこそ強引に...
タイラップで止めて使っていたのでした。(^^;;
RAMマウントシステムは、ごっつい以外は振動を吸収して機器に優しかったり、好きなポジションをとりやすいことでGARMIN純正のハンドルマウントアダプターより優れていると思うのですが、欠点として取り外すのが面倒くさいことが上げられます。(と言っても蝶ねじ一つで外せますが、以外とねじを一杯回さなくちゃなんなくて厄介)
出先でコンビニに立ち寄るにも、トイレに入るにも、ねじをエッチラホッチラ回してたら、オシッコが漏れてしまいます。(笑)いや、冗談抜きで、イベントの休憩時間などでは面倒が故にGPSを自転車と共に放置したことが何度もあります。
これがもし、ワンタッチで外すことが出来たら、どんなに便利か分かりません。思い立ったが吉日、もともとやろうと思っていたことそっちのけで工作に取りかかったのでした。
今回使用するアダプターは、RIXEN&KAULのAS809 コイルロック用ミニアダプターです。もっとも、私の場合はAS804とAM840の合わせ技ですけど。(笑)
まずは、ぶっ壊れた部分をサクッと取り除いてしまいましょう。ハンドルに取り付けようとして壊れてしまったんですから、手でも簡単に折れ、折れ、オレっ?ない。なんでこれ壊れたんだろう?ま、いいや。気を取り直してここは工具でざっくりと。
続いて、穴を開けます。電動ドリルは下手な充電式よりコード式の方が自分には良いようですね。使うたびに充電で数時間作業が止まってしまいます。で、充電されてしまえばプラスチックの穴あけなのでカンタンに。
ステンレスパイプと長目のタッピングビスを用意します。あれ、このパイプオールステンレスじゃ無いじゃん。買ってから気が付いた。(T T)
ガタ防止にタッピングビスにビニールテープを巻いて短くカットしたステンレスパイプに通します。(最初は冷当食品の包みで巻いてみたのはナイショ。)
で、こんなふうにマウントベースの玉をねじ込んで行くわけですねぇ。
できました。ここまで済めばあと一息です。
もう一度バイスに挟んで今度は横穴を開けます。タップを切ってイモねじを差し込みます。
これは回り止めと、抜け止めの役目をします。
使用したアダプターは、本来ワイヤー錠を止めるものです。ワイヤー錠の代わりにこのようにして挟み込みます。
おっと、それから大事なこと。アダプターのスライド部分にガタ付き防止のOリングをはめ込んであります。これはAM840には元々あった装備。Oリングでガタ付きもなく、非常にしっくりさせることが出来ます。
先ほど横穴に差し込んだイモねじですが、この溝の部分にはまっていて、回転を防止しています。また同時に締め付け用のねじにひっかかるので抜けなくなるというわけです。
さて、そういう事で完成!
アダプターは、ハンドルに取り付けるスペースがなかったので、グースネック(ステム)部分に取り付けました。
GPSは中央のベストポジションにマウントされます。なかなかいい感じ。(^^)
もちろん、ワンタッチでサクッと外せます。付け直す際にも位置を決め直したりする手間がいりません。
さぁて、うまいこと出来上がったようなので、トラコン用にもベースアダプターを買って来なくては。(^^)
KLICKfix工作シリーズ、第3段に続く...
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コメント
おー、そうきましたか。
バイス、万力? にまだバーコードシールがついているのが初々しいですなぁ(笑)。
最近KLICKfixは想定外の使われ方ばかりしているようですな(爆)。
投稿: 米田 | 2006/06/07 01:32
米田さん
> そうきましたか
もっと他に、
「フロントフォークに付けて旗を立てる」
とか、もともと何でもでも良かったんですけどね。うまい活用法が見つかりました。
> 最近KLICKfixは想定外の使われ方
次が出来れば、またまたかなり想定外な筈。(笑)
投稿: Danjun | 2006/06/08 00:25