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2005/03/26

pdaXrom の誘惑 〜さらばZaurus

SANY0003

最近、コアなZaurusユーザーの間で、Zaurusの代替OSである pdaXrom が話題になっている。

わかる範囲で説明すると(いや、本当は自分もわかんないんである、間違ってたらコメント入れてくださいまし!)、こんな感じである。


もともとLinuxベースのOSを持つZaurusであるが、表面的にはQtopiaというPDA用デスクトップ環境で覆われていて、一般Peopleには決まったようにしか使えないようにしてある。

しかし、Linuxを知っている人にはこれがなんとも惜しいようで、コンソールというツールからコマンドを打ち込むことによって様々な操作を行い、表面のQtopia(と言うか、その元となるGUI環境のQT)では出来ないことをやってきた。

でも、QTとかQtopia以下では何をするにも動作が重くなってしまうし、そんだったら邪魔なQTだとかQtopiaさえも取っ払ってZaurusを純粋なLinux OS機にしてしまおうってんで、このpdaXromという代替OSが開発されたわけ なのかな?だと思う。


ところで、自慢ではないけれど、自分もPDA暦はちょっと長くて、Linuxでは無かった頃のZaurusに始まり、Palm OS日本語版のWorkPad、Visor、Windows CEのSigmarion、そして今回のLinux Zaurusと渡り歩いてきた。その使用用途はPIM、というのは建前で、ほとんどが趣味の世界と、モバイルネット環境だったりする。
だから、ちょっとしたコダワリがPDAにもある。

最初に買ったZaurusは、Palm OSの世界から比べると、ソフトが余り無く、(もっとも、Macとも相性がイマイチだったということもあるが)嫌気がさして替えた覚えがある。
Palm OSとそのハードのコミュニティーは最高で、ソフトも痒いところに手が届くものが沢山あり、同じ目的に数種類のソフトを選んで使うなんてことは当たり前であった。だから満足していたんだけれど、どうしてもその解像度の低い画面が足を引っ張った。それと、ネット環境で使うには、キーボードも必要だということがわかった。
そんな訳で乗り換えることにしたSigmarionはWindows CEのマシンだったけれども、ソフト開発のできるアマチュアの方々がいろんなソフトをリリースしてくれたので、Palmよりも少ないものの、特に不自由することは無かった。
ところがそのSigmarionは、液晶のヒンジ部分が弱くて2度に渡って同じ場所が壊れてしまい、Zaurusに乗り換えざるを得なくなったのである。Zaurusは過去に捨てた環境だけれど、Linuxになって開発環境が整い、PalmやCEと同じような環境になるだろうと期待して購入することにした。

しかし、Linux Zaurusの世界はそうはならなかったのである。いや、メーカーのSHARPだって開発環境をLinuxにすれば、フリーソフトを開発する人たちが沢山出てきて、ソフトの豊富になったZaurusは爆発的に売れたPalm機のように数多く売れるであろうと企んだはずである。
しかし、Linux Zaurusを愛でる人たちは、大抵の人がLinux使いであったために、何でもかんでもコンソールツールからコマンドラインを打ち込んで済ましてしまった。それが当たり前であるかようにである。
その結果、他のOSの元では素人も使えるようにソフトをGUIで作り込むものなのに、ZaurusではそういったGUIを持つソフトがほとんど生まれて来なくなってしまったのだ。

自分はLinux ZaurusのVGAで高精細な画面と、キーボード付きにしてはコンパクトなボディに惚れて買ったのだけれど、いざ使ってみれば、SHARP謹製のメーラーをはじめ、WEBブラウザのNetFrontなど、イケてないソフトばかり。(理由は長〜くなるので割愛。)なのに、前記した理由でそれらを置き換えるソフトも殆ど無く、期待を裏切られた感じだった。
しかも、自分はコマンド打ちが全くダメであったりするから、コンソールも使えない。(って言うか、コマンドが好きなら元々Macなんて使ってない。いや、今のOS Xなら、そういう環境でも使えるけれど。)かと言って、押し付けの出来の悪いソフトを我慢して使うようなことも出来ない。そういった意味で、非常に失敗感が強い買い物となってしまっていた。
しかし、だからと言ってハード的にはこれ以上の物も存在しないことも確か。だから、今までメーラーが壊れてしまっても、開発が途中でやめられてしまった未完成なqpopというメーラーを使ったりして御茶を濁してきた。

そんな中でのpdaXromの登場である。(ふぅ〜、長い前置きだった)
実際には去年の年末ぐらいから盛り上がりを見せていて、日本語環境ではpdaXrom.jpあたりが中心となって開発が進んでいる。

さてさて、ところでコマンド音痴な自分がなんでコマンドバリバリな世界に興味を持ったかというと、実はコマンドバリバリなのは、ほぼ環境を整えるまでの間だけであり、その後はGUIなソフト環境が待っているからなんである。

驚くべきは、このOSに変更することによって、流行のブラウザであるFirefoxのLinux版がほぼ実用的に動いてしまうことである。メーラーも一般のデスクトップPC用のSylpheedがSL-C860ならストレス無く動く。つまり、Linuxのフリーなソフト環境を(制限付ではあるが)手に入れることができるのである。正にPDAから、手のひらに乗るデスクトップ機への変貌となる。(言い過ぎ)

そんな夢のようなpdaXrom。(いや、本当を言えば開発中だから不満点が無いわけではない。)
しかも自分の場合、実行環境は全て持っていて、新たに購入するものも無い。それでいて新しいマシンを手に入れたかのような充実感が得られる(かも知れない)のだから、乗らないわけにはいかないと思った次第だ。

もし貴方が、同じような環境を持っていられるならば、一度試してみるのは如何だろうか?
ただし、ちょっと間違えばZaurusがただの燃えないゴミと化してしまうから、自己責任でね。

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コメント

何が書いて有るのか理解不可能。

投稿: 番長 | 2005/03/26 20:23

ZaurusはbitWarpで安価にインターネットが出来るから結構魅力的です。
でもパソコン初心者からすると、「Linux」という響きだけでしり込みしてしまったり…。
PDAってあれば便利だなと思いますが、特になくても困らないのでなかなか買うきっかけがつかめません。

投稿: kose | 2005/03/26 22:02

うーむ。
おたくな人だったのね(笑)。
えんすーじゃすとはオタクの代名詞か?

投稿: 米田 | 2005/03/27 03:59

番長さん
> 理解不可能
ごもっとも。(^^;;;

koseさん
これはお久しぶりです。トラコンは元気ですか?こちらはblogにこそ書きませんが、毎日大活躍です。
bitWarp PDAはいいですね。自分がZaurusに乗り換えた最大の理由は、ここにあったことを思い出しました。
blogや、掲示板などを持っていると、あると便利ですよ>PDA。

米田さん
バレましたか(笑)でも、米田さんもmioを買って仲間入りですね。
PDAには不満が多くて、つい熱く書いてしまいました。
一度書いておきたかったんですよぉ、この不満。(^^;

投稿: Danjun | 2005/03/27 07:45

ラジェンダBE-500も持ってたりします。Xpodもちよっと入れたけどはずしました。

投稿: 米田 | 2005/03/27 23:50

米田さん
やっぱり、結構やってるじゃぁないですかぁ。(笑)
こういったOSの入れ換え的なことは、ほとんど自己満足の世界ですね。
こちらも数日経過後に元に戻すかもしれません。(^^;;;

投稿: Danjun | 2005/03/29 01:11

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