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2004/07/11

すべてはここから

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折りたたみ自転車に興味がある方にはいわずと知れた、『折りたたみ自転車&小径スポーツの本』シリーズである。
つい最近、PART3が出たばかりであるが、自分がこの本と出会ったのはもう5年近く前に遡ることになる。

当時、自転車といえばARAYAのマウンテンバイクを所有していたものの、既にあまり乗る機会はなかった。マウンテンもトライアル遊びなどをして、そこそこ面白かったのだが、本格的なトライアルバイクと比べるとその大きさ故、取り回しが悪く、もっと気軽に自動車で運べる自転車に興味が傾きつつあった。

そんな折、山積みになった『折りたたみ自転車&小径スポーツの本』を本屋で見つけ、胸の奥底から沸々と湧いてくる何かを感じて購入した。いや、掲載されている自転車で知っているものはAlex MoultonとBD−1くらいだったのだが。

--- 今思えば、すべてはここから始まっていた ---

さて、再びこのPART1を見てみると、当時は当時で個性的なbikeが並んでいることに驚かされる。特に国内メーカーのものにそれは多く、PanasonicのTrainclesurfや、丸石のAIRBIKEなどは物欲をそそるものである。それから気が付いたのは、和田サイクルの和田さんが若いこと。(笑)
まだ書店でも扱われているようなので、もしお持ちでなかったら一度目を通されることを勧める。

その後、この本ばかりでなく小径車の本はたくさん出版されたが、どれも基本的に同じような内容にも関わらず購入している。なぜかといえば、そこに必ず何かしらの発見があるからだ。
最近は、高級な自転車にはあまり目が向かない。完成車としてリリースされている一般的なものの中で、使えそうな部品が無いか目を皿のようにして見ているのが今のスタイルである。これだけで結構楽しい。宝探しみたいだ。

そういえば、最新のPART3にはブリヂストンサイクルの方を取材した記事がある。その中で商品企画担当の方が、ご自身が所有されるトランジットコンパクトを改造し、11kg台の軽量化に成功されているとあった。
商品企画の方自らが、トラコンの軽量化をしている。。。
将来、アルミフレームで軽量化されたトラコンがリリースされるのも遠くないかも知れない。
でも、そんなものが出たらまた買わなければ居られなくなるのかな。。。

そうそう、もうひとつ。
当時から憧れていたAlex Moultonに対する気持ちは、今も変わらない。
いつかはきっと手に入れたいと思っていても、なかなか手が出る価格ではないから買えない。
しかし、台湾ブロンプトンが生産終了した今、Moulton APBだっていつまであるか?ずっと生産される保証は無い。
もしかしたら、今がMoultonの購入すべき時なのかも知れない。


でも買えない(T T)。

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コメント

その通りかもしれない。

欲しい物に対しては常に思い続けること。
そうすればきっと手に入れられる。
私みたいに。


私は約20年掛かったけど。

投稿: 番長 | 2004/07/11 05:15

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